ロータリー財団について

 

「ロータリー財団」とは

非営利財団法人で、貧しい人々や有意義なプロジェクトに対し世界各地で人道主義に裏付けられた補助金を支給し奨学生や教員、実業人および専門職業人の国際交流に教育補助金を支給しています。

この財団は、国際ロータリーの6人目の会長アーチ・クランフ氏の提唱で1917年に基金として発足、1928年の国際大会で「ロータリー財団」と名付けられました。

活動の資金は従来の褒賞枠方式が変わり、地区の一般寄付金額の50%が地区財団活動資金(DDF)となり、50%が国際財団活動資金(WF)に当てられるシェアー・システムが採用されました。この資金は寄付した年度の3年後に支出されます。

 

ロータリー財団の目標

ロータリー財団の目標は、博愛、慈善、教育または人道的という特質を持つ明確かつ効果的なプログラムの促進を通じて、さまざまな国の国民のあいだに理解と友好的関係を助長することです。

ロータリー財団の使命は、地域レベル、全国レベル、国際レベルの人道的、教育的、文化交流プログラムを通じて、ロータリーの綱領とロータリーの使命を遂行し、かつ世界平和を達成しようとする国際ロータリーの努力を支援することです。

ロータリー財団のプログラム

1.人道的プログラム

マッチング・グラント

マッチング・グラントの資格要件は人道的プロジェクトであるということです。また今日では、衛生や水質浄化をはじめとして、識字率向上プログラムやあらゆる保険問題など国際規模の人道的プロジェクトであります。

個人向け補助金

ロータリアン、その配偶者、ローターアクター、ロータリー財団学友など個人またはグループに授与されます。海外でボランティア活動を実施する場合、旅費や食費が支給されます。

地区補助金

ロータリークラブが地域社会または国内で奉仕プロジェクトを実施する際の補助金です。自国内の社会奉仕にもロータリー財団補助金が使えるようになりました。

保険、飢餓追放及び人間性尊重(Health,Hunger and Humannity-3-H)プログラム

保健。飢餓追放および人間性尊重(3-H)補助金が、国際間の理解、親善および平和を促進するための方法として人々の健康状態を改善し、飢餓を救済し、人間的、社会的向上発展を図るために開始されました。3-H補助金によって、奉仕の水準をさらに向上させました。

2.教育的プログラム

国際親善奨学金

ロータリー国際親善奨学金プログラムは、多くの国の有望な学生を他国に派遣し、国際親善と理解を育成してきました。日本で最初のロータリー国際親善奨学生は清水長一氏で、2人目は緒方貞子氏です。

マルチ・イヤー国際親善奨学金と文化研修のための国際親善奨学金があり、他国で学位を取得するための費用の一部として、年額一律の補助金を支給します。また、文化研修のための国際親善奨学金は、3カ月または6カ月間、他国で語学力研修を受け、語学力を磨く機会を提供するものです。

ジャパン国際親善奨学金は、日本だけが利用できる奨学金で、奨学生に日本で、日本語および日本文化を学ぶ機会を提供することを目的にしています。

世界平和奨学金

紛争解決と平和に関する国際問題について研究するための奨学金です。世界平和奨学生は、3年ないし5年以上の職歴を必要とします。

研究グループ交換

PAGE TOP